経済企画庁の将来推計では、住宅の空き家がますます増えていくと予測されています。住宅建設が着実に増えていくとみているからです。しかし、87〜90年にかけて盛り上がった住宅建設ブームの半分が貸家であり、その1戸当たり床面積は45平方メートル程度でしかないことを考えると、質的充足には時間がかかるようです。もっとも、住宅金融公庫が実施した首都圏での住宅意識調査は、別の面も見せてくれます。地価急上昇で取得能
空き家は増えても首都圏の住宅事情は好転しない... の続きを読む
長い間の学生生活を終えて、社会人となったみなさんが一番心配するのは、新しい環境、職場のことであろう。夢をいっぱいにふくらませて、あるいは逆に不安をもちながら、会社の玄関をくぐったことであろう。入ってのしばらくは、まだお客様扱いである。先輩に紹介されたり、会社の概要を聞かされたり、現場見学をしたりというようなことが、新入社員教育などの形で行われる。夢はますます大きくふくらんでいく。ところが、いったん
学校と職場の違いは「払うことともらうこと」... の続きを読む
現在、一般に木造在来構法と呼んでいるのは、日本古来の伝統木造建築の流れをくむものです。ただし、伝統構法そのものからは、相当変わってきています。とくに、地震や風に抵抗するためのしくみである筋交いや、それと不可分な関係にある金物の使用という点では、伝統構法からかけ離れてきています。そのことを堕落とする見方もあります。そのような変化はあっても、現在の在来構法は、柱があるという点では、伝統的な構法の基本的
軸組構法とは... の続きを読む
土地を持っているから無条件に有利だ、ということではありません。第一に土地を持っていても、遊休資産として持っているのか、居住用として持っているのかで異なります。確かに土地持ちではあっても、現にそこに家を建て住んでいるのであれば、資産価値がいくら上がっても、それを売らない限りキャピタルゲインは実現しませんし、家賃・地代収入も入ってきません。おいしそうな餅には間違いありませんが、絵に描いたままに終わって
ポイントは遊休地... の続きを読む
日本の総世帯数は4000万強です。ということは、1世帯当たり3700万円程度の土地資産を持っている計算になります。しかし、現実には土地を保有している家計は全世帯数の60%でしかなく、40%の世帯は土地を持っていないのです。そこへ、地価がどんどん高騰していくとどうなるでしょうか。土地持ちの家とそうでない家との資産格差が、みるみる開くのは当たり前です。日本全体では、地価の高騰は土地のキャピタルゲインと
これだけの差がつく... の続きを読む
夫たちも、妻のいないところで話してみると、じつはけっこう勉強しているのだ。ひそかに、家を建てた経験のある友人知人に聞いて回ったりしている。サラリーマンとしての自分の経済能力についても、きわめて客観的に把握している。自分の年収、定年退職の時期などから返済可能な住宅ローンの額をはじき出し、冷静に分析しようとしている。そこに気づき、認めることのできない妻こそ悲しい。借りられる住宅ローンの額というのは、言
返済可能な住宅ローンの額... の続きを読む
家庭の主体になるべきなのは親であり、子どもではありません。住まいでの過ごし方に、親の生き方が表われるのです。家に誰が何年住むかという視点からすれば、40代後半から50代前半で子育てが終るとすると、子どもが部屋を必要とする期間以上に、夫婦が2人で過ごす時間のほうがはるかに長いはず。平均寿命が延びたことによって、夫婦によっては30年以上2人だけの生活が続くわけですから、家族の核である夫婦の寝室を、住ま
家庭の主体になるべきなのは親... の続きを読む
現在、都心から40分位の通勤圏で小さな一戸建てにしがみついている人達が、遠くても環境が良くて広い土地のセカンドハウスに大量に移動することが十分考えられます。その結果、地価の分布圏も大きく塗り変えられることになるわけです。では、どう塗り変えられるか。リゾート機能と居住性を兼ねた住宅の普及、鈴木所長の分析、その他のデータを集約してみると注目のエリアは都心まで2〜3時間の環境に恵まれた場所ということにな
新しいライフスタイルが動き出している... の続きを読む
居間で行なう団欒とは何か?と問えば、なかなか答えが返ってこない。団欒は大切と理解していても、具体的な行為を問われれば、さっぱり要領を得ないのである。それでもいろいろ思いを馳せると、「団欒は家族が一緒に居ること」へと辿り着く。だが、そう思いながら現実を直視すれば、子どもたちは居間よりは自分たちの個室に籠ってしまうし、また、居間の象徴であった母親でさえ、仕事やパートや趣味などのために不在がちになる。ま
独特の居間文化を創ることができなかった... の続きを読む
注意しておきたいのは、低い金利を提示しているノンパンクなどでは、初回の事務手数料か高くなっていることがある点だ。これは「ディスカウントポイント方式」と呼ばれるもので、当初に一定の手数料を支払うことで金利を低くする仕組みである。グッド住宅ローンのSBIモーゲージがわか国で初めて採用して以降、ノンバンクを中心に増加してきたが、最近では銀行でもこの仕組みを採用するところか登場している。手数料は借入額の2
「フラット35」申込み件数は前年の3倍に... の続きを読む
「リスクが隠れた住宅ローン」の典型的なものは、「(1)金利上昇で爆発する地雷型ローン(2)途中で金利が上昇する時代遅れローン(3)老後に不安を残す老後圧迫型ローン」の3つです。(1)の地雷型ローンは、2〜3年の固定金利、もしくは変動金利で借りている人のリスク。超低金利の今はリスクが隠れたままですが、金利が少しでも上がると返済額は一気にアップします。(2)の時代遅れローンは、旧住宅金融公庫(現・住宅
「リスクが隠れた住宅ローン」の典型的なもの... の続きを読む
家具を固定するためには、耐震金具があります。大きく分けて次の5タイプがありますから、用途に応じて利用してください。
A転倒防止金具
(1)壁・柱取り付け用金具……家具を壁、柱、鴨居などに固定する
(2)床取り付け用金具……家具を床または幅木に固定結合する。
B耐震補助金具
(3)重ね止め用金具……重ね家具の上下を結合し、上の家具の転落を防止する
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造り付け家具は安全な家具... の続きを読む
最近都内のマンションに引っ越しました。間取りについては下見の時に把握していたつもりですが、いざ引越して家具を配置をしてみると、思ったよりもキッチンが狭いことに気が付きました。今まで並べて置いていた冷蔵庫、キッチンラック、食器棚を今度のマンションでは横一列に配置することができないのです。冷蔵庫と食器棚はどうすることもできないので、キッチンラックを小さめのものに買い換えることにしました。条件は横幅が5
マンションの間取りについて... の続きを読む
歴史を重ねてきた建築物は美しいですし、保存もされてさらに価値を高めていくものですが、わたしの住む町にはそうした建物が数多くのこされています。土地が限られているということもあるのでしょうか、街中で新築の家が建つことはほとんどなくて、引っ越しも中古の住宅を買い取って住むという選択をする人が多い場所です。根底にあるのは日常にあるものを大切にするという心。そうした心を持つひとびとが住む町なので、町全体が今
建物自体を大切にしていく日本の心... の続きを読む
子供達が独立して、主人と二人で暮らしていくには広すぎる我が家。一戸建てもふたりで住むには手入れが大変ですし、何より老後はもう少し都心に近い場所へと引っ越して趣味を謳歌したいと考えていたので、主人と住みかえを考えるようになりました。部屋数もそんなに必要ないですし、マンションにしようとは思っていましたが、老後も含めてお金は貯えがあるにこしたことはありません。都心にある程度近いマンションともなると、ある
最後の住処は中古マンションで... の続きを読む
契約をした時点で時価をもって金融商品の発生を認識することが原則となります。発生の認識というのは、資産や負債を帳簿に計上(オンバランス)することをいいます。次に、この資産や負偵について、期末において時価が算定できるものは原則としてすべて時価で評価し直し、貸借対照表価額とします。このときに、簿価と時価との評価差額を認識して、損益に計上するなど一定の処理をします。また、時価が算定できない金融商品は、取得
資産・負債を取り崩してオフバランス化する... の続きを読む
立川駅は、多摩川の中流左岸、武蔵野台地に位置する。土地が平坦で自然も豊かだったので、古くから農業が盛んであった。明治以降、農村地帯に甲武鉄道(現在のJR中央線)が開通すると、立川は西部地域のターミナル駅として発展してきた。1922年、陸軍航空部隊の中核拠点として、立川駅北側に立川飛行場が開設。周辺の工業地帯は戦後も、エンジン、電子、計器類などの先端技術を承継し、朝鮮戦争、ベトナム戦争の特需によって
いまも発展を続ける多摩地域の中心地... の続きを読む
火災に関しては、まだまだ考えなくてはならないことがあるように思います。日本の耐火に対する考え方は、火事が起きたとき消防が到着するまでにどれだけ燃え広がらないようにするかを基本にしています。「隣の家に燃え広がらないこと」これが基本です。例えば窓ガラスが何分間燃え落ちないかでその等級を決め、住宅の密集する防火地域にはその等級の高い窓を使用するように決められています。その考え方の基本には、「燃えない家な
「隣の家に燃え広がらないこと」これが基本... の続きを読む
人間にとって自尊心(=プライド)を失うことは、餓鬼界に行くことで犬、猫、鼠たちと何等変わらない生き物になってしまい、「己だけが生きて行ければ良い」という利己主義に落ち入ってしまいます。それでは命を繋いでいるだけで、富を造りだすことはなく、出口の見えない世界に入ってしまいます。近代経済学のケインズは出口の見えない世界を解決する手段を『功利主義』に求めました。功利主義とは、常に次の利を求める生き方です
職人に仕事を発注している時... の続きを読む
あなたの買おうとする物件と同じレベルの情報ならいいが、そうでない場合、まったく役に立たない。そればかりか、かえって自分のマイホーム計画を狂わす危険性が出てくる。たとえば、購入予算が一五〇〇万円の人が、三〇〇〇万円のマイホームの情報に触れていると、一五〇〇万円のマイホームについて、どういうものがいい物件で、どういうものがわるいのか、判断のセンスが鈍くなる。また、どうしても三〇〇〇万円のマイホームを無
一五〇〇万円の物件なら一五〇〇万円ぶんの価値がある... の続きを読む
日常生活の中で我々は、消費活動を続けているのだが、何か物を買うときにはそれに付いている値札を見てその判断材料とする。その中でよく目にするのが、正価と書かれた金額を赤線で消して、下に朱書で特価などと書かれたものである。大体この手のものは眉唾物が多く、最初に書かれた正価などというのはあってないようなものであることが多いようだ。今から数年前だったろうか。安売り紳士服メーカーの値札問題が新聞に載った。広告
日常に横行する値引き商法... の続きを読む
徒歩による所要時間は、分速80m(端数切り上げ)で計算するのが基本ルール。信号での待ち時間や上り坂のためにかかる割り増し時間などは、まったく考慮されていない。たとえば、「駅の出口から公園を抜けてマンションの敷地に直結する徒歩2分」を謳った大規模マンションがあったとしよう。このときの「駅徒歩2分」の起点と終点は一体どこか?起点(駅側)は、首都圏不動産公正取引協議会のQ&A集によれば、地下鉄駅の場合は
「駅徒歩2分」は、どこからどこまで?... の続きを読む
バブル期の物件は、その後の地価暴落で相場の値下がりが激しい。借り換えするには多額の自己資金を必要とするケースが多く、事実上、借り換えは難しい。さらにいえば、最近病気をした人は団体信用生命保険に加入するのが難しいため、ローンを組むことができない恐れもある。いずれにしろ、いまの超低金利が借り換えの好機であるのは間違いない。そして借り換えで返済がラクになった分は、生活に余裕があるなら、固定期間終了後の金
バブル期の物件... の続きを読む
賃貸物件を見るのは楽しくありませんか。不動産屋の前を通りかかると、必ず物件情報の張り紙を見てみます。いま住んでいるマンションに不満はありませんが、もし今よりもお得な物件があれば、いつでも引越しをしようと思っていますので。とくに、家賃が安くなるとうれしいですね。それに間取り図を見ていると、いろんなタイプがあるのだなと楽しくなります。もしここに住んだら、ここにテレビを置こうとか、ここにベッドを置こうと
賃貸物件を見る楽しみ... の続きを読む
新築戸建を買いたいけれど金額的に難しかったり、理想の場所で見つからなかったりって結構ありますよね。私もずっと新築戸建てを探していましたが、なかなかみつかりませんでした。結局、探しに探して新築戸建てを購入することができましたが、中古住宅を購入してリフォームするのもいいのではないかと考えた時期がありました。住宅情報誌を見ていると、中古住宅だと意外に駅近で土地も広い物件があったりするんですよね!全部を取
中古住宅のリフォーム... の続きを読む
3月に東日本大震災が起きました。その時、仮設住宅に関するニュースを何度か耳にしたのではないのでしょうか?建設が遅れているというのを一番耳にしたことでしょう。用地を確保できても、電気の配線や上下水道の整備等もあるからです。東日本大震災の前には阪神大震災がありました。この時にも問題点があったことはご存知ではないでしょうか。その時の問題点を簡単にではありますが説明します。兵庫県では、高齢者や障害者を優先
仮設住宅の問題点について... の続きを読む
新築マンションの物件探しの第一歩は、住宅情報誌や新聞広告、折り込みチラシなどの分譲マンション広告を見ることから始まります。直接、モデルルームや販売センターを訪ねるのが手っ取り早いわけですが、その前に物件広告の見方を知っておく必要があるでしょう。また、あらかじめパンフレットや物件資料を取り寄せることもできますので、現地を見学する前に十分に資料を読み込んでおくことも可能です。広告やパンフレットは、住宅
広告集めは物件探しの第一歩... の続きを読む
日本人は、情報やコーチングという目に見えないものには、諸外国と比べて価値を示しません。これは、先進国ではまれなことです。アメリカでは資産のアドバイス以外に、ベースボールやゴルフでも、トレーナー、キャディーというアドバイザーに多額な報酬を支払います。こうしたプロによるアドバイスは、住宅のように、人生で一番大きな買い物では、特に必要なことではないでしょうか。工務店やハウスメーカーの言いなりになり、その
住宅専門の第三者機関を利用し、家族を守る... の続きを読む
短期間で大きな収益を上げることが、ギャンブルの目的です。中長期で収益を上げることは、普通ギャンブルとは呼びません。平成バブルといわれた時代、土地は「みんなで買えば恐くない」といったものでした。全員が地価は上がると信じているかぎり、誰よりも早く買っておくことが成功への近道です。そして全員が「買い」に走るかぎり、合理的な反対理由などありませんでした。ところが今回のバブルは短かった。そして、前回のような
地価サイクルを上手に見極めれば莫大なカネを手にでき... の続きを読む
キャバレー業も毎年四億円の赤字続きだが、不動産を持っているおかげで会社がもっていると語っている。上場企業でも、会社は赤字なのに株価が上がっている会社が何社もある。これみな土地持ち会社であるがゆえに、一株当りの資産を計算すると地価暴騰で、会社の赤字などは、含み資産のふくれで全然問題ではなくなってしまうからだ。地価暴騰で苦しんでいる庶民をしり目に、含み資産のふくれ上がりで笑いのとまらないのが土地待ちの
土地所有は安全弁... の続きを読む
物件の選別、ファンドなどの資金調達などの準備を行っておきたい。既に、外資系金融機関には、関連会社で不動産投資会社をつくるなどの動きがある。また、物件の選別も始まっているとのことだ。恐るべし外資。だが、今回こそ外資、つまりハゲタカに食い尽くされ、米国の好きなように日本の市場をあらされることだけは避けたい。せっかく日本人のわれわれが、高利回りで買える時代か来たからだ。日本企業も次なる物件を探し、準備を
日本人よ、準備を始めよう!... の続きを読む
変化は住宅市場にも大きな影響を与えずには置かない。比較的若い世代の単独世帯が増えれば、それは住宅ニーズの拡大につながる。単独世帯であっても、最近はワンルームではなく、1LDKあるいは2LDKなどの比較的広い住まいを求める傾向が強く、大都市圏で増えている50?前後のコンパクトマンションの受け皿として期待される。これに対して、65歳以上の高齢者世帯になると、持家ニーズは期待しにくい。若いうちに買った住
世帯構成の変化がもたらす住宅市場への大きな影響... の続きを読む
資産の価値は時代に応じて大きく変動する。今までのように国内事情だけに左右されるのではなく、全世界的な動きによって、資産価値も変化していくようになってきた。さて、一九九〇年以降、毎年、ロス(損失)が続いている。これは、「土地資産家」たちが、その資産を減らし続けていることを示し、特に、地方圏や都市郊外に土地を所有する人々の資産ロスは大きくなっている。地方圏で珍しくなくなってきた「換金できない土地」は、
現金の重みが増す時が来る... の続きを読む
人に貸している住宅を他に売却するのはなかなかむずかしい。むろん、その入居者をそのままにしておいて、住宅の所有権を他に売却することはできるのだが“入居者つき”の状態でこれを購入する人はまずいないからである。入居者をまず退居させた上、これを売却したい、となると、その入居者がはたして退居するかどうかである。入居者には居住権が生じていて、所有者によほどの理由がない限り、退居を求めるのはムリである。売却する
人に貸している住宅の売却はむずかしい... の続きを読む
平面プランや間取りはまた、将来のことを見越したものでなければならない。折角の建て替えだから“当面住めればいい”というものであってはならないわけである。一〇年先、二〇年先、できれば増築もしないで、しかも快適な住居水準を保ちながら、住みつづけることができるようなものに建て替えることが必要である。したがって建て替えのさいには、敷地や予算に余裕があれば、できるだけ予備室を取るようにしたい。客間にも、あるい
二〇年先にも快適な住居水準が保てる住まいを... の続きを読む
「家族の誰かが車椅子生活になったとしても対応できる家にしたい」と決断したとします。そうした場合の注意点とは何でしょうか。「1廊下幅は一.八メートル以に。」「2身障者用トイレの設置。」「3階段昇降機、あるいはホームエレベーターの設置。」「4上下式洗面、キッチンの設置。吊り戸の採用。」これらをすべて実現できれば文句なしというところですが、なかなかそうはいかないのが現状でしょう。ひとくちにいって、車椅子
各自治体の建築課に相談する... の続きを読む