全国住まい総合辞典 

とっくに底値は過ぎて、なぜマンスリーマンションを買うの?

2012.01.10

「この家具いいわね」「これなら友だちを連れてきても自慢できるよ。それに壁紙もセンスがいい」「そうね、何となく豪華な感じがするわね」「チラシに書いてあったとおり駅から8分で来れたし、陽あたりもいいし、これなら将来高く売れるかもしれないな」「それに玄関が大理石でカッコよかったわ」「オッ、見晴らしがいいぞ。これなら休みの日ものんびりできる。これにするか」これは最近、私の会社が建てたマンスリーマンションを見にきたお客さんの会話である。

(参考サイトのご紹介)
マンスリーマンションのCREATE MONTHLY東京版公式ウェブサイト
http://www.monthly-create.com/tokyo/

モデルルームにはちゃんと設計関係の資料を備えつけていたが、こんなものを見てスラブ厚がどうのと質問してくる客はまずいない。何となくその場のムードと、そして営業マンの口先で決まってしまうものである。これで35年間もローンを背負っていくのだからめでたいお客さんである。ほんとうにこんなことで決めていいのだろうかと、こちらのほうが焦ってしまうことがある。それにしても彼らはなぜマンスリーマンションを買うのか。いま3000万円台のマンスリーマンションを買う人たちのほとんどは第一次取得者層である。つまり、はじめてマンスリーマンションを買う人たちだ。彼らのほとんどはマンスリーマンションを終の住処とは考えていない。いまは高くて手を出せないが、いずれ土地付き一戸建てに買い換えようと考えているのだ。そのためにはできるだけ高く売れるマンスリーマンションをというわけだ。